竜とそばかすの姫/主人公の声優”中村佳穂”の音楽経歴が凄い理由

音楽

 

2021年7月16日に公開となる「竜とそばかすの姫」は巨匠:細田守監督の自信作です。それもあってのことか、映画の主人公である「すず/ベル」役の声優は、公開1ヵ月前まで発表されていませんでした。そしてその大役にいきなり指名され登場した「中村佳穂」さんというミュージシャンの名前。中村佳穂さんは、同映画の主題歌(millennium paradeの「U」)でもメインボーカルを務めています。

 

これには当時、賛否両論の意見がありましたが、私もそれ以前から中村佳穂さんの持つ「声」の魅力は知っていましたので、このサプライズには驚きましたが全く否定するようなものではありませんでした。今回はそんな中村佳穂さんの音楽家としての経歴と、最高過ぎる理由について記事にしていきます。

 

中村佳穂さんの音楽家としての始まりは学生時代

 

中村佳穂さんは京都の出身です。基本的に現在の音楽スタイルはピアノやキーボードの弾き語りが中心になっています。そんな彼女はどのような中学高校時代を過ごしたのでしょうか。

 

 

中村佳穂のすごした中学校高校時代

 

ピアノの腕前は中学校の時から相当なもの。中学高校時代は吹奏楽部の所属していたようなのですが、自分の楽器としての役割は「人間ジュークボックス」であったとインタビューで答えています。ジュークボックスって分かりますか?これです↓

 

 

昔バーとかにあって、お客さんとかが店内に流したい曲とかを選んでいたこのマシーンですね。「中村佳穂が人間ジュークボックスってどういうことだ?」って思うかもしれませんが、その理由がこうです。

 

中村佳穂さんは中学高校時代、楽譜がほとんど読めなかったそうです。ただそれでもピアノの腕前は相当なもの。一見矛盾しているようなのですが、それは「中村佳穂は耳が半端なくよかった!」ということを意味しています。つまり、耳で聞こえてきた音楽を即興でピアノで演奏することができる。という特技をこの中学生時代から習得していたということなのです。

 

つまり友達から「これ弾いて~」ってリクエストされた曲を、自分が知っている曲であれば何でもピアノでアドリブで演奏してしまう、まさにジュークボックス状態であったというわけです。

 

 

中村佳穂のすごした大学生時代

 

中村佳穂さんが入学したのは「京都精華大学」の人文学部です。中村佳穂さんの作る楽曲は「人」をモチーフにしたものが多いのが特徴です。ソウルフルな歌声で人々の心に直接的に呼びかける、そしてそのストレートな歌詞がまたたまらなく素敵なのです。ひょっとしたら、この「人文学」を専攻したことも、現在の作詞能力と繋がっているのかもしれません。

 

ただもちろん大学生になって勉強ばかりしていたわけではありません。むしろ音楽活動をガッツリといった形に変化してきます。大学1年生の時にSIMPO RECORDSから1stアルバム『リピー塔が立つ』をリリースするのです!

 

また更に凄いのが、その年になんとフジロックフェスティバル’16にもスペシャルバンドを携えて参加するという・・まさに「なんで大学入ったの?」みたいな状態になったわけですね。笑

 

ちなみにそのフジロックフェスティバル’16の様子はこちらから閲覧できます。

 

こちらの動画では「makes me crazy→口うつしロマンス」の2つを演奏しています。その中でも「リピー塔が立つ」の6曲目に収録されている代表作「口うつしロマンス」は圧巻です。こちらの映像では、ライブ全体を通して心から音楽を楽しんでいる中村佳穂さんを見ることができますし、楽曲の合間にアドリブでいれるお客さんとの対話が、本当に神テクです。

 

 

中村佳穂さんの音楽活動代表作:アルバム「AINOU」

 

中村佳穂さんは自身で「AINOU(アイノウ)」というレーベルを立ち上げていますが、2018年11月にはレーベル名とう同じ名前のアルバムをリリースします。これが音楽業界に大きな衝撃を与えるわけです。

 

当時日本の音楽業界を牽引していたあの米津玄師さんも、ツイッターで次のように投稿しています。

 

 

非常にシンプルなコメントですが、いきなりの米津さんからの呟きに相当驚かれたようですよ。

 

「AINOU」のアルバム情報はこちらです。

中村佳穂: 2ndアルバム『AINOU』

2018.11.07 Release DDCB-14061 / ¥2,800+税

[収録曲]
01. You may they
02. GUM
03. きっとね!
04. FoolFor日記
05. 永い言い訳
06. intro
07. SHE’S GONE
08. get back
09. アイアム主人公
10. 忘れっぽい天使
11. そのいのち
12. AINOU

 

ちなみに米津玄師さんが「さいこー」といっていたのはこちらの楽曲です。

 

【きっとね!】

まさに中村佳穂のよさが詰まった楽曲ですね。全体的に緩やかで気だるささえ感じてしまうようなバックサウンドなのですが、それに反して自然と体が揺れてきます。

 

そして、このゆったりした楽曲に彩りを与えているのが中村佳穂さんの歌声。ささやくような声や力強い声など、様々な歌声を使い分けています。こうした色々な歌い分けで感情を表現するのが、中村佳穂の大きな特徴であるといいえるのです。時には優しく、時にはソウルフルに。令和の歌姫になる素質は十分でしょう!

 

 

竜とそばかすの姫/声優:中村佳穂の歌い上げる主題歌「U」

 

そして今回の映画「竜とそばかすの姫」の主題歌として歌い上げているのが、鬼才常田大希さんが率いるクリエイティブ集団「PERIMETRON」の音楽プロジェクト「millennium parade」が制作した「U」です。

 

声優として選ばれたのが先か、この主題歌のボーカルとして選任されたのが先かは非常に微妙なところです。ただ「主人公が主題歌を歌うことが好ましい」という前提でオーディションが行われていたとするならば、始めに声優としてのオーディションを受けて合格し、その流れで主題歌のメインボーカルを務めるのが通常の流れであるといえるでしょう。

 

では中村佳穂さんが歌い上げる映画主題歌「U」を聴いてみましょう。

常田さんが作り上げるメロディーは早口な部分が多かったり、起伏が大きくて歌の難易度はかなり高いのですが、そこは中村佳穂さんさすがですね。難なく付いていっています。

 

自身の楽曲を歌い上げるときのいい意味での「クセ」は本曲では封印気味ですが、これも映画の主人公である「ベル」を意識してのこと。仮想空間「U」の歌姫として、本当に素晴らしい歌声を披露していますよね。映画の公開が本当に今から楽しみです。

 

 

まとめ

 

2021年7月16日に公開の「竜とそばかすの姫」の主人公の声優と、主題歌のボーカルという、細田守監督新作映画の2つの大役を任された中村佳穂さん。そのプレッシャーはとてつもなく大きかったとは思いますが、きっとライブの時みたいに楽しく取り組んだのでしょう。

 

学生時代から音楽の才能の芽に恵まれた中村佳穂さんは、30代手前の年齢にして大きな節目の時期を迎えたと言っても過言ではないでしょう。これからもミュージシャンとしての中村佳穂に期待しつつ、声優としての中村佳穂も活躍を見守っていきたいですね。

 

中村佳穂の明るい歌声が多くの人の心に届きますように!そのきっかけが今作の映画になることは間違いないでしょう。

 

音楽
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ざわちんをフォローする
ざわぶろぐ

コメント