【テストライド】COLNAGO C64 &、、、

価格 (税抜き)

650,000+tax

COLNAGOC64

先日来COLNAGO C64の試乗を行っております。

ええ、もちろんアベノバ店舗では試乗車として皆さんに試乗していただけます。

そこで約一ヶ月、600kmほどを経過したのでレポートを。

【序】

まず最初にCOLNAGO社とは私がヨーロッパへ渡り3年目にプロとして契約した1997年からの付き合いになります。

一年目はPANALIA-VINAVILというイタリアのチームで、使用フレームはMASTERでした。

フォークはもちろんクロモリストレートで、当時のフレームにしては剛性が高かったことを覚えている。

当時はまだカーボンフォークは主流ではなく、共振などが原因でフォークの大きなブレが起こることから、カーボンフレームにクロモリフォーク使用なんていうこともままありました。

二年目はMAPEIチームで、当時世界最強と謳われたドリームチームです。

メンバーは世界チャンピオン経験者のジャンニ・ブーニョ、ヨアン・ムセウ。後の世界チャンピオン、オスカー・カメンツィン。ベルギーチャンピオンのトム・スティールス。イタリアチャンピオンのジャンニ・ファレジン、チェコチャンピオンのヤン・スボラーダなどなど。

MAPEIではCOLNAGOのC40を使用していたのだが、その飛ぶような感覚は今でも忘れられない。

【走行性能】

まずは良く話題に上る「剛性」

まあ、本当に硬く感じます。

ライダーの踏力をダイレクトに地面に伝えようとする剛性、コーナリング時に安心感を増す剛性、路面状況を手や足や臀部から把握できる剛性。

一言で剛性と言っても感覚的なものだけでもこんな感じに分かれます。

まず踏んだ感じはドシッと重量感のある踏んだだけ進んでくれる印象。

シッティング、ダンシングともに受け止めたパワーはそのまま推進力へと変えてくれる。

コーナリング時は少々硬すぎる印象で、路面に瘤様のうねりがあった時の跳ね返りが怖い印象。

できれば、下りは飛ばさない人か、コーナーの先を読む能力や路面状況をきっちり確認できる人が使用した方が良いでしょう。

無論、不測の事態にも冷静に対処しうるテクニックも持ち合わせている方が良いのは言うまでもない。

さて、路面状況の伝達力とも言うべき剛性。

もちろん高速コーナーを速く駆け抜けるには、タイヤから伝わる路面状況を逐一ライダーに伝えてもらわなければ瞬時の判断が不可能だ。

それを可能にするための剛性というのも必要なのだが、ストレスを大きく残すほど硬すぎるのも問題は大きくなる。

高次元でバランスしているC64は正に価格に見合うだけの価値を持つハイパフォーマンスフレームだ。

以前のCシリーズは少々直進安定方向に振られた味付けで、もちろん舗装状況の悪いヨーロッパ特有の走行路を考慮してのものだったのだろうが、近年では道路状況も比較的良くなりC64では非常にイージーな操作性となっていて、切っただけ曲がっていく。

近年のタイヤのワイド化もともない、コーナー旋回時の路面状況の把握能力は下がったものの、人によっては安心感は上がっているのかもしれない。

しかしながらその下がってしまった路面状況の把握能力の差は、高速でコーナリングする際には結構なアドバンテージになる。

【デザイン】

MASTERから連綿と受け継がれるラグドフレームは、それこそがデザインになっており、ジオメトリーを自在に操れる構造にもつながっている。

プロ選手は数ミリ単位のオーダーが望まれるが、それに応えるための手段として残している気もする。

実際にエルネストに会う機会があれば、このあたりを尋ねてみたい。

カラーはカーボンの素地が出るマットクリアーと上品なシルバーのツートン。

【総括】

体格によってホイールやその他の機材をチョイスすることで非常に高次元な能力を持ったバイクになるのだが、一つ間違えばストレスフルなバイクにもなる諸刃の剣的なフレームだろう。

185センチ80キロのライダーと、160センチ55キロのライダーでは使うホイールは変えなければならないのは明白だが、一つの情報だけを鵜呑みにしていては自分に合ったホイールを見つけ出すだけでなく、自分に合ったフレームを見つけ出すことも難しいかもしれない。

最後に記載しておくが、私のプロフィールは以下のようになっている。

身長175センチ

体重63,5キロ

股下83センチ

足長26センチ

かつては世界最強と言われたドリームチームにも所属し、ジャパンカップにも未だに日本人唯一の日本人として紹介されるが、現況ただのグランフォンド世界選に参加を願うオヤジホビーレーサー。

先日の京都美山ロードレースでは7周中2周目で降ろされてDNF。

さてこんなオヤジが世界最高峰のCOLNAGO C64を始めいろんな機材を使ってみた感想を今後レポートしていく。

 

 

 

 

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